インスタのストーリーズは、24時間で自動的に消える縦長の投稿です。使い方は、ホーム画面の上にある自分のアイコンをタップして写真や動画を選び、文字やスタンプを足して「ストーリーズ」か「親しい友達」を選んで公開するだけです。企業アカウントでは、アンケートや質問のスタンプでフォロワーに反応してもらい、残したい内容をハイライトにまとめる使い方が基本になります。
この記事は2026年10月時点の情報です。
ストーリーズは、フォロワーとの距離を縮めやすい機能です。一方で「投稿のお知らせにしか使っていない」というアカウントも少なくありません。この記事では、ストーリーズの作り方、ハイライトの使い方、スタンプとメンションの使い方を、企業アカウントの例文つきで紹介します。
この記事で分かること
- ストーリーズの作り方(開き方から公開までの4ステップ)
- ハイライトの作り方と、業種別の分け方の例
- ストーリーズの並び順を決める3つの要素(公式の説明)
- スタンプの種類と、企業アカウントでの使い方の早見表
- アンケート・質問の例文と、メンション・リンクスタンプのやり方
インスタのストーリーズとは?
ストーリーズは、Instagramで24時間だけ表示される投稿機能です。写真や動画に文字・スタンプ・音楽を重ねて、気軽に近況を伝えられます。24時間たつと自動的に見えなくなりますが、ハイライトに追加すれば、プロフィールに残して見せられます。
フォローしている人のストーリーズは、ホーム画面の上に並ぶ丸いアイコンから見られます。タップすると全画面で再生され、スワイプで次のアカウントのストーリーズに進みます。投稿した側は、誰が見たかを確認できます。

引用元:https://www.instagram.com/chico.sna/?locale=ja_JP
Instagramの公式の機能紹介では、見た人がストーリーズに「いいね!」で好意を伝えられることや、お題・アンケート・質問などの「インタラクティブなスタンプ」でやり取りできることが紹介されています。フィード投稿やリールが「見てもらう」発信なら、ストーリーズはフォロワーと言葉を交わすための場所です。
ストーリーズの使い方
ストーリーズは次の4つのステップで作れます。画面の位置や名前はアプリの更新で変わることがあるため、2026年10月時点の一般的な手順として見てください。
開き方は次の3通りです。どれでも同じ作成画面が開きます。
- ホーム画面の上に並ぶアイコンのうち、自分のアイコンをタップする
- ホーム画面(フィード)を、左端から右へスワイプする
- ホーム画面かプロフィール画面の「+」をタップして、ストーリーズを選ぶ
撮影ボタンをタップすると写真、長押しすると動画が撮れます。アルバムから、すでにある写真や動画を選ぶこともできます。
カメラの画面では、写真を使わず文字だけで作る、短いループ動画を作る、複数の写真を1枚に並べる、ボタンを押し続けずに動画を撮る、などのモードも選べます。

文字、スタンプ、音楽、エフェクトを追加できます。フィード投稿と同じように、ハッシュタグ、@を使ったメンション、位置情報も付けられます。
スタンプは、作成画面の上にあるスタンプのアイコン(笑顔の四角いマーク)をタップすると一覧が出ます。アンケートや質問のスタンプも、ここから選びます。

編集が終わったら、画面下の「ストーリーズ」をタップすると公開されます。「親しい友達」を選ぶと、あらかじめ登録した人だけに公開できます。
企業アカウントで最初の1本を出すなら、例えば「今週の新商品」の写真を1枚選び、商品名と価格を文字で入れ、アンケートのスタンプで「気になる?」と聞く構成が作りやすいです。1枚だけでも、見た人が押せる場所があると反応が生まれます。
インスタグラムのハイライトの使い方
ハイライトを使うと、24時間で消えるストーリーズを、プロフィールに残して見せられます。作り方は次の2つです。
- 公開中のストーリーズを再生し、その画面からハイライトに追加する
- プロフィールからハイライトを新しく作り、過去のストーリーズ(アーカイブ)から選んで追加する

引用元:https://www.instagram.com/mote__diet/
ハイライトは、プロフィールを初めて見た人が「何の会社か」「どこで買えるか」を知る入口になります。そのため、テーマごとに分けて作ります。運用支援会社のS.Line社は、業種別に次のような分け方の例を挙げています。
- 飲食店:メニュー/アクセス/お客様の声/予約方法/スタッフ紹介
- BtoB(企業向けのサービス):サービス紹介/導入事例/代表メッセージ/会社概要/お問い合わせ
どの業種でも、問い合わせや予約の前に知りたいこと(料金・場所・申し込み方法)を先に並べると、プロフィールから次の行動に進んでもらいやすくなります。
なお、2025年後半から、ハイライトをプロフィールの専用のタブに移す変更が進んでいると報じられています。表示される場所は端末や時期で違うことがあるので、自社のプロフィールで見え方を確かめてください。
ストーリーズはインスタ運用をするうえでなぜ重要なのか

ストーリーズが運用で役に立つ理由は2つあります。1つは、反応してくれた人ほど、その人の画面でストーリーズが前に並びやすくなることです。もう1つは、日常や裏側を見せることで、フォロワーとの距離が縮まることです。
反応の履歴が、ストーリーズの並び順に使われるから
Instagramは公式の解説で、ストーリーズの並び順を決める要素として次の3つを挙げています。
- 閲覧の履歴:そのアカウントのストーリーズをどのくらい見ているか
- エンゲージメントの履歴:そのアカウントのストーリーズに「いいね!」やDMの送信などをしている頻度
- 関係の近さ:友達や家族など、つながりが近い相手かどうか
つまり、ストーリーズに反応してくれる人ほど、その人の画面で自社のストーリーズが前に出やすくなります。アンケートや質問のスタンプは、この「反応」を生むための仕掛けです。
ただし、ストーリーズで交流するとフィード投稿やリールまで伸びる、という直接の説明は公式にはありません。ストーリーズは、すでにいるフォロワーとの関係を深める場所と考えて使います。アルゴリズム全体の仕組みは、次の記事で詳しく解説しています。
フォロワーをファン化できる

ストーリーズは、フィード投稿やリールよりも気軽に出せるため、会社の素顔を見せるのに向いています。フォロワーが「この会社の人が勧めるなら試してみたい」と思えるようになると、商品やサービスを選んでもらいやすくなります。
運用支援会社のTaTap社は、ストーリーズで距離を縮める中身の型として、次のようなものを挙げています。
- 撮影の裏側・担当者の日常 例:新商品の撮影の準備風景、朝の開店準備
- お客様の投稿の紹介 例:「素敵なご投稿ありがとうございます!スタッフみんなで喜びました」と一言添えて紹介する
- 3〜4枚の続きもの 例:1枚目で「よくある失敗」を出し、2〜3枚目で理由、最後に解決策を見せる
同社は、役に立つ情報や楽しい内容を約8割、宣伝やリンクの案内を約2割にする配分も示しています。宣伝ばかりが続くと、次のストーリーズは飛ばされやすくなります。
株式会社ハッシュタグでは累計500件以上のアカウント運用を支援してきましたが、反応が少ないアカウントほど、売り込みの1枚より先に、ひと押しで答えられるアンケートを1枚入れる構成をおすすめしています。24時間で消えるので、期間限定のセールや入荷の知らせにも向いています。
ストーリーズのスタンプ機能の活用術
興味のないアカウントのストーリーズは、飛ばされて終わります。見てもらうには、フォロワーが指1本で参加できる場所を用意することです。主なスタンプと、企業アカウントでの使い方を表にまとめました。
| スタンプ | できること | 企業アカウントでの使い方の例 |
|---|---|---|
| 絵文字で反応してもらうスタンプ | 絵文字をタップしたり、絵文字スライダーを動かしたりして気持ちを伝えてもらう | 新商品の写真に「食べてみたい度」を聞く |
| アンケート | 2〜4個の選択肢から選んでもらう | 「次の新商品はAとBどっち?」 |
| クイズ | 最大4択の問題に答えてもらう | 業界の豆知識を出題し、答えは次のストーリーズで |
| 質問 | 自由に文章で質問や意見を送ってもらう | 「スキンケアで一番悩んでいることは何ですか?」 |
| お題 | 同じテーマで、見た人にも写真を投稿してもらう | 「#うちの朝ごはん」のようなテーマで参加を呼びかける |
| リンク | 外部のページへ直接案内する | 予約ページ、キャンペーンページへの案内 |
| メンション | 他のアカウントの名前を載せて知らせる | コラボ相手や、投稿を紹介したお客様の名前を載せる |
ここからは、反応を集めやすい順に、使い方と例文を紹介します。
絵文字で反応してもらうスタンプ

一番手軽なのは、絵文字で反応してもらうスタンプです。好きな絵文字を選んでおき、見た人にタップしてもらう形や、絵文字スライダーを左右に動かして「どのくらい好きか」を答えてもらう形があります。見た人は文字を打たずに参加できるため、反応のハードルが一番低くなります。
例えば飲食店なら、新メニューの写真に「食べてみたい度」として絵文字スライダーを置きます。まだフォロワーとの距離が遠いアカウントは、まずここから始めると、反応してくれる人が少しずつ増えていきます。
アンケート
アンケートは、選択式の質問を投げかけて回答を集めるスタンプです。選択肢は2〜4個まで作れ、見た人はタップするだけで答えられます。投票した人も、どちらが多いかを見られます。

答えてもらいやすい聞き方のコツは、直感で押せる2択にすることです。TaTap社によると、見た人が「自分もそう思う」と思える選択肢を入れると押されやすくなります。例文を挙げます。
- 好みを聞く 例:「朝はコーヒー派?紅茶派?」
- 次の企画を決める 例:「次の新商品はAとBどっち?」
- 販売前に関心を確かめる 例:「この色が出たら欲しい?」
問題形式で出すなら、クイズのスタンプも使えます。最大4択で、業界の豆知識を出題するのが定番です。例えば「お米を一番おいしく保存できる場所は?」と出し、「答えはこの後のストーリーズで」と書いて次の1枚につなげると、続けて見てもらえます。集まった結果は、次のストーリーズで紹介します(例:「Aが多数でした。ご意見をもとに準備を進めます」)。紹介すると、参加した人が「自分の答えが届いた」と感じられます。
質問箱
質問箱(質問スタンプ)は、フォロワーから自由に質問や意見を募集できるスタンプです。ストーリーズにスタンプを置き、質問文を入れるだけで使えます。送られた回答は投稿者だけが見られ、誰が送ったかも投稿者には分かります。
「何でも聞いてください」だけでは、何を送ればいいか迷われてしまいます。テーマを1つに絞って聞くと集まりやすくなります。例文を挙げます。
- 化粧品 例:「スキンケアで一番悩んでいることは何ですか?」
- 住宅・リフォーム 例:「家づくりで、最初に不安だったことを教えてください」
- 飲食店 例:「次の季節限定メニューに使ってほしい食材は?」

引用元:https://www.instagram.com/asu_mote/?locale=ja_JP
集まった質問には、次のストーリーズでまとめて答えます。インスタラボ(ソーシャルワイヤー株式会社)によると、回答をストーリーズで紹介するとき、送った人の名前は表示されません。「紹介しても名前は出ません」と質問文に添えておくと、送るときの不安を減らせます。
ただし、送った人は投稿者に名前が分かるため、フォロワーとの距離が遠いうちは質問が集まらないこともあります。その場合は、先に絵文字のスタンプやアンケートで、反応する習慣をつくってから質問箱を置きます。届いた質問にDMで答えるときの考え方は、次の記事にまとめています。
メンションのやり方
メンションは、ストーリーズに他のアカウントの名前を載せて、相手に知らせる使い方です。やり方は次のとおりです。
- 作成画面で文字の入力を開く
- 「@」に続けて、相手のユーザーネームの最初の数文字を入力する
- 表示された候補から相手のアカウントを選ぶ
- 名前の位置と大きさを整えて、公開する
メンションした相手には、ストーリーズのプレビュー付きのDMで知らされます。相手に気づいてもらえれば、お礼や紹介の気持ちが直接届きます。ただし、相手が自社をフォローしていない場合、その知らせはメッセージリクエストに入るため、気づかれないこともあります。お客様をメンションするときは、この点を頭に入れておきます。
企業アカウントでの使いどころは、次の3つです。
- お客様の投稿を紹介するとき 例:「@〇〇さん、素敵なご投稿ありがとうございます!」
- コラボ相手や取引先を紹介するとき 例:「本日のイベントは @〇〇 さんと共同で開催しています」
- 自社の別アカウントへ案内するとき 例:「採用の情報は @〇〇_recruit で発信中」
お客様の投稿を紹介するときは、紹介してよいかを先にDMで確かめておくと、行き違いを防げます。
リンクスタンプで外部のページに案内する
リンクスタンプを使うと、ストーリーズから外部のページへ直接案内できます。2021年10月から、すべてのアカウントで使えるようになりました(作ったばかりのアカウントや、規約違反を繰り返しているアカウントは除きます)。
S.Line社は、リンクへ案内するときは3枚で組む形を勧めています。
- 1枚目で悩みを出す 例:「週末の予約、いつも埋まっていませんか?」
- 2枚目で解決策を見せる 例:「平日の夜なら空きがあります」
- 3枚目にリンクスタンプを置く
リンクスタンプの文字は、「詳しくはこちら」ではなく「今すぐ予約する」のように、押した先で何ができるかを書きます。押してもらう画像の作り方は、次の記事で解説しています。
よくある質問
- インスタのストーリーズはどうやって投稿しますか?
-
ホーム画面の上の自分のアイコンをタップし、写真や動画を選んで、文字やスタンプを足してから「ストーリーズ」をタップします。ホーム画面を左端から右へスワイプしても、作成画面を開けます。
- ストーリーズでメンションするにはどうすればいいですか?
-
作成画面の文字の入力で「@」に続けて相手のユーザーネームを入力し、出てきた候補から選びます。名前の位置と大きさを整えてから公開します。
- ストーリーズは誰が見たか分かりますか?
-
分かります。投稿した側は、ストーリーズを見た人を確認できます。質問スタンプの回答も、誰が送ったかが投稿者には分かります。
- 24時間で消えたストーリーズを残す方法はありますか?
-
ハイライトに追加すれば、プロフィールに残せます。公開中のストーリーズからでも、過去のストーリーズ(アーカイブ)からでも追加できます。
- ストーリーズは1日に何枚くらい出せばいいですか?
-
決まった枚数はありません。解説記事でも目安は食い違っています。枚数よりも、朝・昼・夜など時間を分けて出し、役に立つ内容を約8割、宣伝を約2割にする配分にします。
まとめ
ストーリーズは、24時間で消える縦長の投稿です。自分のアイコンをタップして写真や動画を選び、文字やスタンプを足して公開します。残したい内容はハイライトにまとめ、プロフィールの入口として使います。
ストーリーズの並び順には、閲覧・反応の履歴と関係の近さが使われます。まずは絵文字のスタンプやアンケートで押してもらう場所をつくり、慣れてきたら質問箱、メンション、リンクスタンプへと広げてください。
ストーリーズを含めた運用の組み立てで迷ったら、無料相談で現状を一緒に整理できます。
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参考にした情報(2026年10月18日に確認。公式=Instagram・Metaの発表、報道・解説記事=第三者の情報)
- Instagram公式「ストーリーズ」の機能紹介(「いいね!」・インタラクティブなスタンプ)(公式)
- Instagram公式「ランキングの仕組み」(2023年5月、ストーリーズの並び順の3つの要素)(公式)
- Instagram公式(2024年5月、ストーリーズの新しいスタンプ)(公式)
- Instagram公式(2021年10月、リンクスタンプをすべての人に)(公式)
- Instagram公式(ストーリーズのアンケート機能)(公式)
- Instagramヘルプ「Mention someone in your Instagram story」(ストーリーズでのメンションの付け方)(公式)
- Instagramヘルプ「What happens when someone mentions you in their Instagram story」(メンションされた相手への知らせ方)(公式)
- Social Media Today(ハイライトをプロフィールの専用タブへ)(報道)
- TaTap(ストーリーズで親近感を高める方法、2026年9月17日更新)(解説記事)
- S.Line(企業のストーリーズ活用の解説、2026年10月11日更新)(解説記事)
- インスタラボ(ストーリーズのスタンプの種類、2026年4月3日)(解説記事)







