企業のInstagram運用 更新 2026.10.18

インスタのリポスト(再投稿)のやり方|企業アカウントで使うメリットと注意点

インスタのリポストは、公式の「再投稿」機能を使えばアプリだけでできます。投稿やリールの下にある再投稿のアイコン(矢印)をタップすると、元の投稿者の名前が付いたまま、自社のフォロワーのフィードと、プロフィールの「再投稿」タブに表示されます。企業アカウントで使うときは、先に投稿者の許可を取ることと、自社のオリジナルの投稿を主にしておくことが前提です。

この記事は2026年10月時点の情報です。

悩む子

お客様の投稿を紹介したいけど、専用のアプリやスクリーンショットが必要なんですか?

ハビット

今は公式の「再投稿」で紹介できるよ。許可の取り方と、やりすぎないための決まりもあわせて見ていこう!

この記事はこんな人にオススメ

  • お客様の投稿を、自社の企業アカウントで紹介したい担当者
  • 再投稿とストーリーズのシェアの違いを知りたい方
  • 紹介しすぎておすすめに出なくならないか心配な方

この記事で分かること

  • 公式の「再投稿」機能の操作手順と、取り消し方
  • ストーリーズでシェアする方法と、再投稿との違い
  • 企業が再投稿を使うメリットと、紹介に向いている投稿
  • おすすめに表示されなくなる条件(回数ではなく「ほとんどがオリジナルか」)
  • 投稿者に許可を取るDMの例文と、削除を頼まれたときの流れ

Instagramのリポスト(再投稿)とは?

Instagramのリポストとは、ほかのユーザーの投稿を、自分のアカウントから紹介し直すことです。Instagramでは、2025年8月7日から日本を含む全世界で、公式の「再投稿」機能が使えるようになりました。アプリの中の機能名は「再投稿」なので、この記事でも操作の説明では「再投稿」と書きます。

Metaの日本の公式ニュースルームによると、再投稿できるのは公開アカウントのリールとフィード投稿です。再投稿するときは短いメモを添えられ、再投稿した投稿はプロフィールの専用のタブにまとまります。また、再投稿されたコンテンツは、再投稿した人のフォロワーにもおすすめされる可能性がある、と説明されています。

以前は「Instagramにはリポスト専用の公式機能がないので、スクリーンショットか専用アプリを使う」と説明されていました。今は公式の機能で足ります。スクリーンショットや外部アプリで自社のフィードに載せ直す方法は、後で説明する「オリジナルではない投稿」の扱いになりうるため、すすめません。

企業アカウントで使える紹介の方法は、次の3つです。

紹介の方法どこに表示されるかいつまで残るか向いている使い方
公式の「再投稿」フォロワーのホームのフィードと、自社プロフィールの「再投稿」タブ。元の投稿者名が表示される取り消すまで商品の使い方や感想の投稿を、投稿者の名前つきで紹介する
ストーリーズでシェア自社のストーリーズ24時間(ハイライトに入れればプロフィールに残る)届いた投稿をこまめに紹介する。テーマごとにハイライトにまとめる
スクリーンショットや外部アプリで自社フィードに載せ直す自社のフィード(自社の投稿として並ぶ)削除するまですすめない。オリジナルではない投稿として、おすすめの対象から外れることがある

ストーリーズでリポストする方法

ストーリーズでのシェアは、届いた投稿を気軽に紹介したいときに向いています。Instagramのクリエイター向けの公式ブログ(2026年4月)も、ほかの人の作品を紹介したいときは「ストーリーズでコンテンツをシェアするか、再投稿を利用します」とすすめています。手順は次のとおりです。

  1. 紹介したい投稿の下にある紙飛行機のアイコン(シェア)をタップする
  2. ストーリーズに追加する項目をタップする
  3. 投稿者へのメンションと、ひと言のお礼を文字で入れて、ストーリーズに投稿する

ひと言の例:「〇〇さま、素敵なご投稿ありがとうございます!店頭の新作をさっそく使っていただきました」。誰の投稿かが一目で分かるように、投稿者の名前を大きめに入れます。

ロイズがファンの投稿を紹介するストーリーズ

引用元:https://www.instagram.com/royce_jp/

上は、ロイズの公式アカウント(2026年10月時点でフォロワー約7.7万人)のハイライト「カプセルトイ」です(2025年3月の表示)。ユーザーの投稿をシェアし、上に投稿者の名前、下に「ロイズカカオ&チョコレートタウン限定カプセルトイを紹介していただきました」という一文を添えています。

ストーリーズは24時間で消えるので、反響が大きかった紹介は、ハイライトにまとめてプロフィールに残します。ハイライトの名前は「お客様の声」「使い方」のように、見る人が中身を想像できる言葉にします。

なお、相手が「投稿とリール動画をストーリーズでシェア」の設定をオフにしていると、ストーリーズではシェアできません。紹介の方法を含めたストーリーズの使い方は、次の記事で解説しています。

フィード投稿・リールを再投稿する方法

フィード投稿やリールを長く残る形で紹介したいときは、公式の「再投稿」を使います。楽天モバイルの解説記事とアプリオの解説記事で手順が一致しており、次の4ステップで終わります。

  1. 紹介したい投稿・リールを開く(相手が公開アカウントであること)
  2. 投稿の下にある、矢印が輪になった再投稿のアイコンをタップする
  3. アイコンにチェックが付けば、再投稿は完了
  4. 表示される吹き出しから、メモ(文字・絵文字・メンション)を添える

メモの例:「〇〇店でご購入いただいたお客様の一枚です。季節限定の色を選んでいただきました」。何の投稿で、なぜ紹介するのかを1〜2文で書くと、自社のフォロワーにも意味が伝わります。

再投稿は、自社のフォロワーのホームのフィードと、自社のプロフィールの「再投稿」タブに表示されます。元の投稿者の名前が表示され、元の投稿者には通知が届きます。一度届いた通知は取り消せないので、許可を取ってから再投稿します。

取り消したいときは、もう一度再投稿のアイコンをタップするか、プロフィールの「再投稿」タブから取り消します。

再投稿のアイコンが出ないときは、次の2つを確かめます。

  • 相手が非公開アカウントになっている
  • 相手が設定の「共有と再利用」で「投稿とリール動画の再投稿」をオフにしている

自社の投稿をお客様に再投稿してもらいたい場合は、自社のアカウントでこの2つの設定がオンになっているかを確かめておきます。設定の画面名は解説記事の表記なので、お使いのアプリの表示で確認してください。

以前紹介されていた、専用アプリで投稿を取り込んで自社のフィードに載せ直す方法は、今はすすめません。楽天モバイルの解説記事も、スクリーンショットや外部アプリで転載する場合は投稿者の許可が必要だとしています。

企業がリポストを活用するメリット

笑顔と悲しい顔の積み木から選ぶ手

企業アカウントが再投稿やストーリーズのシェアを使うメリットは、次の3つです。

コンテンツ制作の負担軽減

自社の投稿だけで毎週の発信を埋めるのは、担当者が少ない会社ほど大変です。お客様の投稿を紹介すれば、撮影や文章づくりをしなくても、フォロワーに新しい話題を届けられます。

紹介に向いているのは、次のような投稿です。

  • 商品を使った感想や、使い方の工夫が分かる投稿
  • 店舗やイベントに来た様子が分かる投稿
  • 自社では撮れない場面(家庭での使用、旅行先など)が写っている投稿

ただし、紹介は自社の投稿の代わりにはなりません。たとえば「自社の投稿は週3本、お客様の投稿の紹介はストーリーズで週に数件」のように、自社の投稿を軸に、紹介を足す形にします。

ユーザーとのエンゲージメント向上

再投稿すると、元の投稿者に通知が届きます。紹介されたことが本人に伝わるので、メモやストーリーズでお礼を添えると、お客様との会話のきっかけになります。

棒グラフの上を白いロケットが上昇するイメージ

また、Metaの説明では、再投稿されたコンテンツは、再投稿した人のフォロワーにもおすすめされる可能性があります。投稿者にとっても、自分の投稿が企業の公式アカウントのフォロワーに届く機会になります。

累計500件以上のアカウント運用に携わってきた株式会社ハッシュタグでは、お客様の投稿を紹介する企業に、紹介したらその日のうちに投稿者へDMでお礼を送る流れを、最初の手順として決めておくことをすすめています。

信頼性の向上

商品を選ぶとき、企業の説明より、実際に使った人の写真や感想を参考にする人は少なくありません。TaTap社の調査(2026年6月、全国の20〜50代のEC利用経験者1,000人)によると、ユーザーの投稿(UGC)を見る場所に「Instagram」を挙げた人は71.1%、購入の決め手に「実際の使用写真」を挙げた人は59.9%でした。

再投稿を使えば、実際の購入者の投稿を、投稿者の名前が付いたまま公式アカウントで紹介できます。企業が書き直した感想ではなく、本人の投稿そのものを見せられる点が、自社の投稿との違いです。

お客様に投稿してもらうための専用のハッシュタグの決め方や、キャンペーンの組み立て方は、次の記事で解説しています。

リポストを行う際の注意点

腕でバツを作って否定する女性

再投稿は手軽ですが、企業が使うときは、許可とオリジナルの投稿の割合の2つに気をつけます。

ライセンスや著作権の確認が必要

Instagramに投稿された写真や動画の権利は、原則として投稿した人にあります。公式の再投稿機能で紹介できる設定になっていても、企業が紹介するときは、先に投稿者の許可を取ります。

注意したいのは、次の2点です。

  • 再投稿で紹介する許可と、広告や自社のホームページに使う許可は別です。広告などに使うときは、使う場所を伝えて改めて許可を取ります
  • 写真にほかの人が写っている場合、その人の了承までは投稿者が代わりに出せません。写っている人の了承も確かめます

おすすめ表示から除外される可能性がある

以前は「過去30日間に10回以上リポストすると、おすすめに表示されなくなる」と説明されることがありました。Instagramの公式の説明に、この回数の基準はありません。

Instagramのクリエイター向けの公式ブログ(2026年4月30日)では、オリジナルではないコンテンツを主に投稿するアカウントは、おすすめの対象から外れると説明しています。直近30日間に投稿した写真、カルーセル、リール動画のほとんどがオリジナルであれば、再びおすすめの対象になります。判断の基準は回数ではなく、「投稿のほとんどがオリジナルかどうか」です。

同じ説明で、オリジナルではない例に挙げられているのが、ほかの人の作品に意味のある編集を加えずに投稿し直すことです。枠線・透かし・字幕・クレジットを付けただけのものも含まれます。紹介のしかたごとに整理すると、次のようになります。

  • 自社で撮影・制作した投稿:オリジナル。アカウントの投稿の主にする
  • 公式の「再投稿」、ストーリーズでのシェア:公式ブログが、ほかの人の作品を紹介する方法としてすすめている(再投稿がオリジナルの判断にどう数えられるかは書かれていない)
  • お客様の写真をスクリーンショットや保存で取り込み、クレジットを付けて自社のフィードに投稿し直す:オリジナルではない投稿にあたる。避ける

おすすめに表示されているかどうかは、アプリの「アカウントステータス」で確かめられます。表示されていない場合の理由の確かめ方と、見直しの頼み方は、次の記事で解説しています。

リポストするときのマナー

笑顔でスマホを見ながら石段に座る女性

再投稿は、ユーザーにとっては「自分の投稿が企業に使われた」ことでもあります。紹介される側が驚かないように、許可、紹介、お礼の順に進めます。

楽天モバイルの解説記事は、商用に近い使い方をする場合は、事前にDMなどで投稿者に確認するのが丁寧だとしています。企業アカウントの紹介は商品の宣伝にもつながるので、再投稿の前にDMで許可を取ります。

S.Line社によると、許可の依頼には、使う場所(広告やサイトへの転用の有無を含む)、期間と取り下げの連絡先、クレジットの形式、加工の有無、ほかの人が写っている場合の同意を入れておくと、あとで想定がずれません。再投稿で紹介する場合のDMの例は次のとおりです。

例:「はじめまして。〇〇(店名)の公式アカウントを担当している△△です。〇月〇日にご投稿いただいたお写真を、Instagramの再投稿機能で当アカウントからご紹介させていただけないでしょうか。投稿はそのままの形で、@(アカウント名)さまのお名前が表示されます。広告や当社のホームページには使用しません。紹介を取りやめてほしいときは、このDMでお知らせいただければすぐに取り消します。お写真にほかの方が写っている場合は、その方のご了承もいただけますと幸いです。」

許可をもらったら、依頼と承諾のやり取りを全文そのまま保管します。そのうえで再投稿し、メモかDMでお礼を伝えます。

依頼文に入れる項目の詳しい説明と、お客様の投稿を集める仕掛けは、上のUGCの記事でまとめています。紹介した投稿に批判が集まったときの対応は、次の記事が参考になります。

投稿者から削除依頼が来た場合は、速やかに対応する

許可をもらったあとでも、投稿者から「やっぱり取り下げてほしい」と言われることがあります。理由は聞かずに、その日のうちに次の順で対応します。

  1. 再投稿のアイコンをもう一度タップするか、プロフィールの「再投稿」タブから取り消す
  2. ストーリーズでシェアしていた場合は、ストーリーズとハイライトからも外す
  3. 投稿者に、取り消したことをDMで報告する
  4. 許可と取り下げのやり取りを、まとめて保管しておく

報告のDMの例:「ご連絡ありがとうございます。本日、当アカウントからの再投稿を取り消し、ハイライトに残していた分も外しました。このたびはご紹介を許可いただき、ありがとうございました。」

よくある質問

インスタに公式のリポスト機能はありますか?

あります。2025年8月7日から、日本でも公式の「再投稿」機能が使えます。公開アカウントのリールやフィード投稿の下にある再投稿のアイコンをタップすると、メモを添えて紹介でき、プロフィールの「再投稿」タブにまとまります。

再投稿すると、元の投稿者に通知されますか?

通知されます。元の投稿者の名前も表示されます。一度届いた通知は取り消せないため、企業アカウントで紹介するときは、先にDMで許可を取ってから再投稿してください。

再投稿は何回までなら大丈夫ですか?

公式の回数の決まりはありません。Instagramは、直近30日間に投稿した写真、カルーセル、リール動画のほとんどがオリジナルかどうかで、おすすめの対象にするかを判断しています。自社で撮影・制作した投稿を主にし、紹介は再投稿やストーリーズのシェアで足す形にします。

再投稿のアイコンが表示されないのはなぜですか?

相手が非公開アカウントか、設定で「投稿とリール動画の再投稿」をオフにしているときに表示されません。その場合は再投稿できないので、ストーリーズでのシェアも含めて、DMで紹介のしかたを相談します。

再投稿の許可をもらえば、その写真を広告にも使えますか?

使えません。再投稿で紹介する許可と、広告や自社のホームページで使う許可は別です。広告などに使うときは、使う場所・期間・加工の有無を伝えて、改めて許可を取ります。

まとめ

インスタのリポストは、公式の「再投稿」機能とストーリーズのシェアでできます。スクリーンショットや専用アプリで自社のフィードに載せ直す必要はありません。

  • 再投稿は、投稿の下のアイコンをタップするだけ。元の投稿者の名前が付き、通知が届く
  • ストーリーズでのシェアは24時間で消えるので、反響が大きかったものはハイライトに残す
  • 回数の決まりはなく、直近30日間の投稿のほとんどがオリジナルかどうかで判断される
  • 紹介の前にDMで許可を取り、やり取りを保管する。取り下げを頼まれたら、その日のうちに取り消す

まずは、最近自社の商品をタグ付けしてくれた投稿を3件選び、DMで許可を取るところから始めてください。

お客様の投稿の紹介をどう運用に組み込むかで迷ったときは、株式会社ハッシュタグでもご相談を受け付けています。

参考にした情報(2026年10月18日に確認。公式=Instagram・Metaの運営元の情報、解説記事=SNS運用の会社や通信会社などの記事、調査=運用会社が発表した調査、企業の実例=公式アカウントの表示)

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