インスタで働く・副業 更新 2026.10.18

インスタグラムのアルゴリズムを初心者向けに解説【2026年版】

インスタグラムのアルゴリズムとは、見る人ごとに「どの投稿をどの順で見せるか」を決める仕組みです。1つのルールではなく、フィード・ストーリーズ・発見・リールのそれぞれに別の仕組みがあり、見る人の行動や投稿の情報から「この人がこの投稿に反応しそうか」を予測して並べています。2026年に押さえることは、モセリ氏が挙げた3つの数字(視聴時間・いいね!・送信)、4月から始まったオリジナルの投稿の優先、おすすめに表示されにくい投稿の3点です。

この記事は2026年10月時点の情報です。

悩む子

アルゴリズムって、難しそうですね…。

ハビット

Instagramが公式に説明していることだけ押さえれば大丈夫。表にまとめたから、順番に見ていこう!

この記事では、Instagramの公式の説明をもとに、面ごとの仕組みの全体像、今見るべき数字、おすすめに表示されない投稿、よく聞く説と公式の説明の違いを、初めての方向けに解説します。

この記事はこんな人にオススメ

  • アルゴリズムという言葉は聞くけれど、中身がよく分からない方
  • 投稿やアカウントが伸びずに悩んでいる方
  • 2026年の最新の変更を知りたい方

この記事で分かること

  • フィード・ストーリーズ・発見・リールが、それぞれ何を見て並べているか(一覧表)
  • 今見るべき3つの数字と、インサイトでの確かめ方
  • 2026年4月から始まったオリジナルの投稿の優先
  • おすすめに表示されにくい投稿と、アカウントステータスでの確かめ方
  • 「滞在時間が最重要」「DMで評価が上がる」など、よく聞く説と公式の説明の違い

アルゴリズムとは?

電球アイコンの積み木をピラミッド状に積む手元

アルゴリズムとは、Instagramがどの投稿をどの順で見せるかを決める仕組みです。Instagramの公式ブログ「ランキングの仕組み」(2023年5月)によると、フィード・ストーリーズ・発見・リールにはそれぞれ別の仕組みがあります。たとえばフィードでは、次の4種類の情報(シグナル)を使い、見る人がその投稿に反応する可能性を予測して並べています。

  • 見る人のアクティビティ(どんな投稿に「いいね!」や保存をしてきたか)
  • 投稿の情報(どれだけ早く・多く反応がついているか、何についての投稿か)
  • 投稿者の情報(この数週間に、その投稿者とやり取りした人がどのくらいいるか)
  • やり取りの履歴(互いにコメントしているかなど)

面ごとに重視する情報と、主に予測している行動は次のとおりです(2023年の公式の説明)。

面主に予測する行動・重視する情報投稿する側が意識すること
フィード(ホーム)数秒見るか、コメント・いいね!・シェアするか、プロフィール写真をタップするかフォロワーが手を止める1枚目、やり取りの続く関係
ストーリーズ閲覧の履歴、いいね!やDMの送信などのやり取りの履歴、関係の近さアンケートなど、ひと押しで反応できる仕掛け
発見いいね!・保存・シェアするか。投稿の人気(反応の数と速さ)フォロワー以外も保存・送信したくなる内容
リール再シェアするか、最後まで見るか、いいね!するか、音源のページに移るか冒頭で離れない作り、友だちに送りたくなる内容

たとえば、料理の投稿によく保存をしている人の発見タブには、料理の投稿が多く並びます。同じ投稿でも、見る人によって表示される順は変わります。

投稿とストーリーズ欄が並ぶインスタのフィード画面

フィードは、アプリを開いて最初に出る画面です(上の画像は以前の表示で、下のメニューの並びは今と違うことがあります)。既定の「ホーム」は新しい順ではなく、見る人が反応しそうな順に並びます。見る人が「フォロー中」か「お気に入り」(最大50アカウント)に切り替えると、新しい順になります。この2つの表示は2022年3月に加わりました。

なんのためにアルゴリズムがあるの?

Instagramの公式の説明では、見る人が価値を感じるものを届けるためです。フォローしているアカウントの投稿だけでも、すべてを見きれないほどの量があります。そこで、1人ひとりが関心を持ちそうな投稿を先に出しています。

投稿する側から見ると、「アルゴリズムに好かれる裏ワザ」を探すより、見た人が反応したくなる投稿を作ることがそのまま近道になります。上の表の「投稿する側が意識すること」が、その具体的な中身です。

アルゴリズムはころころ変わる

アルゴリズムは、Instagramの方針や機能の追加に合わせて変わります。たとえば、2023年に面ごとの仕組みの説明が公開され、2025年にはモセリ氏が重視する数字を挙げ、2026年4月にはオリジナルの投稿を優先する変更が入りました。並べ方の細かい基準や配点は公開されていません。

そのため、うわさを追うより、公式の発表(Instagramの公式ブログ、クリエイター向けブログ、責任者のモセリ氏の発信)を確かめ、自分の投稿の数字で効き目を見る、という順番で考えます。

2026年、最新のアルゴリズム

分岐する流れ図に積み木を置く手のイメージ

2026年に押さえることは3つです。今見るべき3つの数字、オリジナルの投稿の優先、おすすめに表示されにくい投稿です。

今見るべき3つの数字(視聴時間・いいね!・送信)

Instagramの責任者のアダム・モセリ氏は、2025年1月に、届く範囲を決める大きな数字として次の3つを挙げました(本人のリールと報道による)。

  • 視聴時間:どれだけ長く見られたか
  • いいね!÷リーチ:届いた人のうち、どれだけが「いいね!」したか
  • 送信÷リーチ:届いた人のうち、どれだけがDMで人に送ったか

フォロワー以外への広がりでは、3つ目の「送信」がいちばん強く効くと説明されています。2026年9月の発言の報道でも、モセリ氏は再生数や「いいね!」の総数より、届いた人に対する反応の割合を見るよう勧めています。

計算の例です。リーチが2,000の投稿で、「いいね!」が80、送信が30なら、いいね!÷リーチは4%、送信÷リーチは1.5%です(数字は説明のための例です)。この割合を直近の投稿で並べ、高かった投稿のテーマや1枚目を次に生かします。リールなら、インサイトで、どこで見るのをやめた人が多いかのグラフや、冒頭で離れた人の割合(スキップ率)も見られます。リールの冒頭の直し方は、次の記事で解説しています。

オリジナルの投稿が優先される(2026年4月から)

Instagramは2026年4月30日、オリジナルの投稿をおすすめで優先する方針を、リールだけでなく写真やカルーセルにも広げました。主にオリジナルでない投稿をしているアカウントは、おすすめの対象から外れます。直近30日の投稿の大半がオリジナルになれば、対象に戻ります。他人の動画に透かし・枠・字幕・クレジットを足しただけの再投稿は、オリジナルとは扱われません。

自分のアカウントがおすすめの対象かどうかは、アカウントステータスで確かめられ、判断に異議を申し立てることもできます。発見タブやおすすめに載らないときの確かめ方は、次の記事で解説しています。

おすすめに表示されにくい投稿

Instagramの公式ヘルプ「Instagramのおすすめ」と、公式ブログ「ランキングの仕組み」(2023年)のリールの説明では、おすすめに表示しないもの・されにくいものが挙げられています。投稿する側がとくに気をつけたいのは次のようなものです。

  • 他人の投稿の転載など、オリジナルでないもの
  • 解像度が低いもの、他のアプリの透かしが入ったもの
  • ほぼ文字だけのリール
  • エンゲージメントや配信を人為的に増やすことを目的とした、組織的なコメントのやり取り

「いいねしてね」とむやみに反応をせがむ投稿も、Metaは表示を減らすことがあると説明しています。投稿の最後で頼む行動は、1つに絞ります。

投稿する前に、次の4つを確かめておくと、上の一覧に当てはまる投稿を出さずに済みます。

  1. 写真・動画は自分で撮ったもの、または使う権利のあるものか
  2. ほかのアプリで編集した動画に、そのアプリの透かしが残っていないか
  3. リールが文字だけの画面で終わっていないか(話す人や手元の映像があるか)
  4. 最後に頼む行動が1つになっているか(例:「あとで見返せるよう保存してください」)

よく聞く説と、公式の説明の違い

アルゴリズムについては、公式の裏付けがない説も多く広まっています。よく聞くものを、公式の説明と並べると次のとおりです。

よく聞く説公式の説明で言えること
今は「いいね」「保存」より「滞在時間」と「セッション数」が最重要「滞在維持率」「セッション数」は公式の言葉ではない。モセリ氏が挙げたのは視聴時間・いいね!÷リーチ・送信÷リーチの3つ
DMやライブを頻繁にするとアカウントの評価が上がる「アカウントの評価」は公式の言葉ではない。フィードやストーリーズの並びに、DMの送信などのやり取りの履歴が使われる、まで
写真より文字入れの投稿やリールが伸びる形式で決まるとは説明されていない。ほぼ文字だけのリールは、おすすめされにくい
ハッシュタグをたくさん付けるとリーチが増える2025年12月に、投稿・リールのハッシュタグを5個までにすると発表された(報道による)。今から作る投稿は5個を上限に考える。モセリ氏は、ハッシュタグでリーチは増えないと発言
フィードはいつも新しい順に並ぶ既定の「ホーム」は反応しそうな順。「フォロー中」「お気に入り」に切り替えたときだけ新しい順

見る側も、おすすめを調整できます。Metaは2024年11月に、おすすめの内容をリセットする機能を発表しました(当時はテストとして発表。今の画面の表記はアプリで確かめてください)。

フォロワーとの交流

オフィスで笑顔でハイタッチをする人たち

公式の説明では、フィードやストーリーズの並びに「やり取りの履歴」が使われます。やり取りのある相手ほど、その人の画面で自分の投稿が前に出やすくなります。アカウント全体の評価が上がるのではなく、やり取りのある1人ひとりの画面で効く仕組みです。交流の方法ごとに、要点だけまとめます。

コメントをしっかりと返す

コメントは、ほかの人も読める場所です。返信の期限と担当を決めて返します。同じ定型文をすべてのコメントに貼るのは避けます。Metaは、コピーして貼ったような質の低いコメントの表示を減らすことがあると説明しています。

DMでフォロワーとやりとりをする

スマホでメッセージのやり取りをする手元

DMに返信することと、投稿がDMで人に送られること(送信)は別のものです。フォロワー以外への広がりに効くのは後者なので、DMの返信は関係づくりとして続けます。DMの返し方の目安と例文は、次の記事で解説しています。

アンケート機能を使う

ストーリーズのアンケートは、ボタンを押すだけで答えられます。例:「次に知りたいのは、作り置きと時短レシピのどっち?」と聞き、結果を次のストーリーズで紹介して、多かったほうを次の投稿のテーマにします。答えた人には自分の意見が投稿に生きたことが伝わり、次のアンケートにも答えてもらいやすくなります。

ストーリーで質問を募集して答える

質問を募集して、届いた質問にストーリーズで答えます。答えはほかのフォロワーも見るので、ていねいに書きます。質問が集まらないうちは、先にアンケートで答える習慣をつけてもらいます。ストーリーズのスタンプの使い方は、次の記事で解説しています。

インスタライブでフォロワーと交流をする

スマホを三脚に立てて撮影する女性

ライブをするとアカウント全体のおすすめが有利になる、という公式の説明はありません。その場で質問に答えられる場として使い、ライブで聞いた悩みを次の投稿のテーマにします。

コメントの返し方の例文や、アンケートの聞き方の例は、次の記事でまとめて解説しています。

株式会社ハッシュタグは、これまで500件以上のアカウント運用に携わってきました。アルゴリズムの変更が話題になるたびに投稿の方針を変えるより、月に1回、直近の投稿の視聴時間・いいね!÷リーチ・送信÷リーチを並べて見直す運用をおすすめしています。数字で見れば、変更の影響があったかどうかも自分のアカウントで確かめられます。

よくある質問

インスタグラムのアルゴリズムとは何ですか?

見る人ごとに、どの投稿をどの順で見せるかを決める仕組みです。フィード・ストーリーズ・発見・リールにそれぞれ別の仕組みがあり、見る人の行動や投稿の情報から、反応しそうな投稿を予測して並べています。

2026年のアルゴリズムで一番大事なことは何ですか?

オリジナルの投稿を作り、視聴時間・いいね!÷リーチ・送信÷リーチの3つを見ることです。2026年4月30日から、転載が中心のアカウントはおすすめの対象外になりました。フォロワー以外への広がりでは、送信÷リーチが最も強く効くとされています。

フォロワーが少ないと、アルゴリズムで不利になりますか?

フォロワーが少ないことだけで表示されなくなるわけではありません。Instagramは、フォロワー数にかかわらず新しい視聴者に届く機会があると説明しています。最初に見た人の反応が良ければ、広く表示されていきます。

ハッシュタグはアルゴリズムに影響しますか?

ハッシュタグでリーチが増えるわけではありません。モセリ氏は、ハッシュタグは何についての投稿かを伝えるものだと説明しています。投稿・リールに付けられる数は、2025年12月に5個までにすると発表されました(報道による)。今から作る投稿は、5個を上限に考えます。

自分の投稿がおすすめに出ているかはどこで確かめられますか?

アカウントステータスで、アカウントがおすすめの対象かどうかを確かめられます。投稿ごとの届き方は、インサイトでリーチとフォロワー以外への届き方を見ます。

まとめ

インスタグラムのアルゴリズムは、フィード・ストーリーズ・発見・リールごとに、見る人が反応しそうな投稿を予測して並べる仕組みです。2026年は、モセリ氏が挙げた視聴時間・いいね!÷リーチ・送信÷リーチの3つを見ること、オリジナルの投稿を作ること、おすすめに表示されにくい投稿を避けることの3点を押さえます。「滞在時間・セッション数が最重要」「DMで評価が上がる」といった説は、公式の言葉ではありません。

まずは直近5本の投稿で、いいね!÷リーチと送信÷リーチを計算してみてください。数字の見方とほかの率の出し方は、次の記事で解説しています。

自社アカウントの数字の読み方や、何から直すかで迷ったときは、株式会社ハッシュタグでもご相談を受け付けています。

参考にした情報(2026年10月18日に確認。公式=Instagram・Metaの運営元の情報、報道=ニュースサイト・業界メディアの記事)

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