インスタのホーム率とは、投稿がフォロワーのホーム(フィード)でどれだけ見られたかを表す割合です。計算式は「投稿の閲覧数のうち『ホーム』からの数 ÷ フォロワー数 × 100」です。Instagramの公式の指標ではなく、運用の現場で使われている呼び名なので、インサイトに「ホーム率」という項目はありません。
この記事は2026年10月時点の情報です。
悩む子フォロワーはいるのに、投稿への反応が少ない気がします…。
ハビットまずはホーム率を計算して、投稿がフォロワーに届いているかを確かめよう!
この記事では、ホーム率の意味、今のインサイトの画面での計算方法、目安の考え方、フォロワーに投稿を届けるための7つの方法を、Instagramの公式の説明に沿って解説します。
この記事はこんな人にオススメ
- フォロワーとのつながりを強め、投稿への反応を増やしたい企業
- 自社アカウントのホーム率を計算して、改善に使いたい方
- フォロワーのホーム画面に投稿を表示させたい方
この記事で分かること
- ホーム率の意味と、公式の指標ではないこと
- 今のインサイトの画面で、どの数字を使って計算するか(計算例つき)
- 目安の数字の扱い方と、自社の過去と比べる方法
- フォロワーのホームに投稿を届けるための7つの方法
- コメント返信・ストーリーズのアンケートの例文
ホーム率とは?
ホーム率とは、投稿がフォロワーのホーム(フィード画面)でどれだけ見られたかを、フォロワー数に対する割合で表したものです。フォロワーに投稿がきちんと届いているかを確かめるために使います。
この数値が高いほど、投稿がフォロワーの目に届いています。反対に、ホーム率が低いと、どれだけ質の良い投稿をしても、フォロワーのごく一部にしか届かず、十分な反応を得られません。
ホーム(フィード)に何がどの順で並ぶかは、Instagramが見る人ごとに決めています。2023年5月の公式ブログ「ランキングの仕組み」では、フィードの並びに使う情報の1つとして「やり取りの履歴」を挙げ、たとえば互いの投稿にコメントしているかどうかを見る、と説明しています。普段からやり取りのある相手の投稿ほど、その人のホームで上に出やすくなるということです。
なお、見る人がフィードを「フォロー中」や「お気に入り」に切り替えると、投稿は新しい順に並びます。Instagramは2022年3月にこの2つの表示を加えました。「お気に入り」には最大50のアカウントを選べます。既定の表示はおすすめの順で並ぶ「ホーム」のままなので、ホーム率を上げる工夫は今も意味があります。
ホーム率の確認方法と計算式
ホーム率は、投稿1本ずつのインサイトにある数字から計算します。インサイトは、プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)に切り替えると無料で使えます。
Instagramのインサイト機能を使って確認しよう!
計算に使うのは、投稿の閲覧数の内訳にある「ホーム」の数と、フォロワー数の2つです。コムニコ社などの解説記事(2026年10月時点)によると、投稿のインサイトには、閲覧数がどこから来たかが「ホーム」「プロフィール」「ハッシュタグ」「発見」などに分けて表示されます。
インサイトでホーム率を確認する手順
- プロアカウントに切り替える。アプリの設定から「プロアカウントに切り替える」を選び、カテゴリと「ビジネス」か「クリエイター」を選びます(設定の画面名はアプリの版で変わります)
- 調べたい投稿を開き、左下の「インサイトを見る」を押す(表示によっては「インサイトを表示」)
- 閲覧数の内訳から「ホーム」の数を読む
- 「ホーム」の数をフォロワー数で割り、100をかける
- 直近の投稿7本ほどを同じ式で計算し、並べて比べる

切り替えの詳しい手順と、インサイトが表示されないときの確かめ方は、次の記事で解説しています。
ホーム率の計算式と計算例
ホーム率(%)= 投稿の閲覧数のうち「ホーム」の数 ÷ フォロワー数 × 100
たとえばフォロワーが2,000人で、ある投稿の「ホーム」の数が1,100なら、1,100 ÷ 2,000 × 100 = 55%です。直近の投稿を並べると、次のようになります(数字は説明のための例です)。
| 投稿(例) | 「ホーム」の数 | フォロワー数 | ホーム率 |
|---|---|---|---|
| A:商品の使い方(カルーセル) | 1,300 | 2,000 | 65% |
| B:新商品の告知(写真1枚) | 700 | 2,000 | 35% |
| C:よくある質問への答え(リール) | 1,100 | 2,000 | 55% |
この例なら、告知だけの投稿Bはフォロワーにあまり届いておらず、使い方や質問への答えの投稿はよく届いている、と読めます。次は、届いている投稿と同じテーマや形式を増やすかを考えます。
計算するときの注意は3つです。
- 閲覧数は同じ人の再表示も数える:Instagramのヘルプでは、閲覧数は「コンテンツが再生または表示された回数」です。同じフォロワーが2回見れば2と数えるので、ホーム率は「フォロワーの何%が見たか」とぴったりは一致しません
- 以前の画面では「ホームからのリーチ」で計算していた:インプレッションやリーチの内訳が表示されていた頃の記事では、「ホームからのリーチ数 ÷ フォロワー数」と説明しています。今のアプリの表示に合わせて読み替え、自社で使う数字を1つに決めてください
- 投稿から時間がたつほど数字は増える:比べるときは、投稿から同じ日数(例:3日後)の数字を使います
ホーム率の目安
ホーム率に公式の基準はありません。この記事では、インサイト分析の記事と同じく、50〜60%を目安の一例にしています。フォロワーが1,000人なら、ホームからの閲覧が500〜600ということです。ただし、フォロワー数や業種、投稿の形式で数字は変わるため、他社の数字より自社の過去の投稿と比べるほうが役に立ちます。
以前は「ホーム率が60%以上になると発見タブに載りやすい」という説明もありましたが、公式の根拠はありません。公式の説明では、発見タブの並びは、投稿についた反応の数と速さや、見る人の行動で決まります。ホーム率は、フォロワーに届いているかを確かめるための数字として使ってください。
ほかの率(エンゲージメント率・プロフィールアクセス率・フォロワー転換率)の計算と、数値が低いときに見直す順番は、次の記事でまとめて解説しています。
ホーム率を上げる7つの方法
ホーム率を上げるには、フォロワーに「この投稿を見たい」と思われ、ふだんからやり取りのある関係を作ることです。Instagramの責任者のアダム・モセリ(Adam Mosseri)氏は、2025年1月に、届く範囲を決める大きな数字として「視聴時間」「いいね!÷リーチ」「送信÷リーチ」を挙げ、フォロワーには「いいね!」がやや強く効くと説明しました(報道による)。7つの方法を、公式の説明で言えることと最初にやることで整理すると、次のとおりです。
| 方法 | 公式の説明で言えること | 最初にやること |
|---|---|---|
| 投稿のペースを決めて続ける | 全員に当てはまる頻度はない。オリジナルを一定のペースで | 続けられる本数を決め、4週間同じペースで出す |
| アクティブな時間帯に投稿する | フォロワー100人以上で、最もアクティブな時間帯が見られる | インサイトで時間帯を確かめ、時間だけ変えて比べる |
| 最後まで見てもらえる投稿を作る | 視聴時間は大きな数字の1つ | 1枚目・冒頭に「何が分かるか」を書く |
| コメントやDMに返信する | フィードの並びに、互いのコメントなどのやり取りの履歴を使う | 返信の期限と担当を決める |
| ストーリーズで交流する | ストーリーズの並びに、いいね!やDMの送信などの履歴を使う | アンケートを週1回入れる |
| ハイライトで案内する | ホーム率に直接効くとは書かれていない | プロフィールを見た人向けに5つほどに分ける |
| 反応を頼むひと言を入れる | 反応をむやみにせがむ投稿は表示を減らされることがある | 最後の1枚で、頼む行動を1つだけ書く |
投稿のペースを決めて続ける(頻度を増やすだけでは効かない)
投稿の回数に公式の基準はありません。モセリ氏は「全員に当てはまる頻度はない」と話しており、Instagramのクリエイター向けの公式ブログ(2025年1月)は、オリジナルの投稿を一定のペースで続けることを、成長に有効な方法の1つとしています。回数を増やすこと自体が評価されるわけではありません。
進め方は、まず品質を落とさずに続けられる本数を決めることです。たとえば「週3本、月・水・金」と決め、4週間はそのペースを守ってホーム率を記録します。ペースが一定だと、ホーム率が変わったときに、投稿の中身の違いとして読み取れます。毎日投稿をするかどうかの考え方は、次の記事で解説しています。
フォロワーがアクティブな時間帯に投稿する
フォロワーが見ている時間に投稿すると、ホームの上のほうで見てもらいやすくなります。フォロワーが100人以上になると、インサイトのフォロワーの欄で、最もアクティブな時間帯を確認できます(Instagramヘルプ)。

試すときは、時間帯だけを変え、曜日・テーマ・形式はそろえます。進め方の例は次のとおりです。
- インサイトで、フォロワーが多い時間帯を2つ選ぶ(例:12時台と21時台)
- 1週目は12時台、2週目は21時台に、同じ種類の投稿を数本ずつ出す
- 投稿から同じ日数の「ホーム」の数でホーム率を出し、平均を比べる
よく言われる「朝7〜9時・昼12〜14時・夜19〜22時」は、公式の根拠がある数字ではありません。フォロワーが100人に届かないうちの、最初の候補にとどめてください。
滞在時間を延ばすコンテンツを作成する(最後まで見てもらう)
モセリ氏が挙げた数字の1つ目は「視聴時間」です。ホームで投稿を見たフォロワーが、途中でスクロールせず最後まで見てくれる作りにします。要点は次の3つです。
- 1枚目(リールなら冒頭)に「この投稿で何が分かるか」を書く。例「乾燥肌さんの下地の選び方3つ」
- カルーセルは1枚に1つのことだけを書き、次の1枚を見たくなる順に並べる
- リールはあいさつやロゴから入らず、結論や問いかけを最初の画面に出す
引用元:https://www.instagram.com/willer_travel/
文字を多くすれば長く見てもらえる、というわけではありません。Instagramの公式の説明では、ほぼ文字だけのリールはおすすめされにくいとされています。保存・シェアされる中身の型と1枚目の作り方は、次の記事で詳しく解説しています。
コメントやDMへの返信を積極的に行う
公式の説明では、フィードの並びに「やり取りの履歴」が使われます。コメントに返信し、互いにやり取りがある状態を作ると、そのフォロワーのホームで自社の投稿が上に出やすくなります。アカウント全体の評価が上がるという意味ではなく、やり取りのある1人ひとりの画面で効く、という仕組みです。
コメントは、投稿を見たほかの人にも見える場所です。返信がないと、次の人がコメントしにくくなります。
フォロワーこの人、返信してくれないみたいだから、コメントしても意味がないな。
返信の目安は、コメントをもらってから24時間以内です(公式のルールではなく、メンバーズ グッドコミュニケーションズの解説で目安とされている時間です)。返信の型は次のとおりです。
- 好意的なコメント:お礼+具体的に触れる。例「嬉しいお言葉をありがとうございます。新商品の◯◯が気に入っていただけて嬉しいです!」
- 質問のコメント:答え+次の行動。例「ご質問ありがとうございます。◯◯は△△でもお使いいただけます。詳しい使い方はプロフィールのリンクからご覧ください。」
- 自社に非がある指摘:お詫びをして、詳しい話はお問い合わせフォームなど別の窓口に移す
同じ定型文をすべてのコメントに貼り付けるのは避けます。Metaは、何度もコピーして貼り付けたような質の低いコメントの表示を減らすことがあると説明しています。DMの返し方と答える範囲の決め方は1つ目の記事に、自社に非がある指摘への返信の例文は2つ目の炎上対策の記事にまとめています。
ストーリーズを活用してフォロワーと積極的に交流する
公式の説明では、ストーリーズの並び順は「閲覧の履歴」「エンゲージメントの履歴(いいね!やDMの送信など)」「関係の近さ」で決まります。ストーリーズで反応してくれるフォロワーほど、その人の画面で自社のストーリーズが前に出やすくなります。
コメントやDMに抵抗があるフォロワーでも、アンケートならボタンを押すだけで参加できます。企業の聞き方の例は次のとおりです。
- 二択の好み:例「次の新商品はAとBどっち?」
- クイズ:例「◯◯の正しいお手入れはどれ?(答えはこの後のストーリーズで)」
- 悩みの募集:例「スキンケアで一番悩んでいることは何ですか?」。集まった答えは、次のストーリーズでまとめて紹介して答えます
株式会社ハッシュタグでは累計500件以上のアカウント運用を支援してきましたが、反応が少ないアカウントほど、売り込みの1枚より先に、ひと押しで答えられるアンケートを1枚入れる構成をおすすめしています。スタンプの使い方と例文は、次の記事で詳しく解説しています。
ハイライト機能を使ってプロフィールに来た人を案内する
ハイライトは、24時間で消えるストーリーズをプロフィールに残しておける機能です。ハイライトがホーム率に直接効くとは、公式には書かれていません。役割は、投稿を見てプロフィールに来た人に、過去の役立つストーリーズを見てもらい、フォローや次の投稿を見る理由を作ることです。

引用元:https://www.instagram.com/gu_for_all_/
GU(ジーユー)の公式アカウント(2026年10月時点でフォロワー約170万人)は、ハイライトを「新作紹介」「1週間コーデ」「お役立ち情報」「お悩み募集」「人気コーデ」などに分けています(2026年10月18日に確認)。分け方の例として参考になるのは、次の3つです。
- 商品やサービスの紹介(例:「新作紹介」)
- 使い方・役立つ情報(例:「1週間コーデ」「お役立ち情報」)
- フォロワーとのやり取り(例:「お悩み募集」で集めた質問への答え)
なお、ハイライトは2025年に、プロフィールの専用のタブへ移す変更が進みました(報道による)。上の画像は2025年5月の表示です。今の見え方は、アプリで確かめてください。
投稿のエンゲージメントを高めるための工夫をする
投稿の最後に、見た人にしてほしい行動を1つだけ書きます。CTA(コールトゥアクション)と呼ばれる、行動を案内するひと言や画像です。保存・コメント・フォローを全部並べるより、1つに絞るほうが行動につながります。

引用元:https://www.instagram.com/daiso_official/
文言の例は次のとおりです。
- 保存を頼む:例「次のお買い物の前に見返せるよう、保存しておいてください」
- コメントを頼む:例「紹介した商品の中で、気になったものはどれですか?コメントで教えてください」
「いいねしてね」だけを大きく書くような、反応をせがむ書き方は避けます。Metaは、エンゲージメントベイト(反応をむやみにせがむ投稿)などの質の低いコンテンツは、表示を減らすことがあると説明しています。自由に答えられる問いかけにすれば、この心配はありません。
よくある質問
- ホーム率は、インサイトのどこで見られますか?
-
インサイトに「ホーム率」という項目はありません。ホーム率は公式の指標ではないためです。投稿のインサイトで、閲覧数の内訳にある「ホーム」の数を読み、フォロワー数で割って100をかけて計算します。
- ホーム率の目安は何%ですか?
-
公式の基準はありません。この記事では50〜60%を目安の一例にしています。フォロワー数や業種で数字は変わるので、自社の直近の投稿と同じ式で比べ、上がったか下がったかを見てください。
- ホーム率が高いと、発見タブに載りやすくなりますか?
-
ホーム率と発見タブの掲載を結びつける公式の説明はありません。発見タブの並びは、投稿についた反応の数と速さや、見る人の行動で決まります。ただ、フォロワーから早く反応が集まることは、フォロワー以外に広がるきっかけになります。
- ホーム率が100%を超えることはありますか?
-
あります。閲覧数は同じ人が何度見ても数えるため、「ホーム」の数がフォロワー数より多くなることがあります。ホーム率は「フォロワーの何%が見たか」ではなく、届き具合を比べるための目安として使います。
まとめ
ホーム率は、投稿がフォロワーのホームに届いているかを確かめる数字です。公式の指標ではありませんが、投稿の閲覧数の「ホーム」の数をフォロワー数で割れば、今のインサイトでも計算できます。目安の数字より、自社の直近の投稿と比べることに使います。ホーム率を上げる方法は次の7つでした。
- 投稿のペースを決めて続ける(頻度を増やすだけでは効かない)
- フォロワーがアクティブな時間帯に投稿する
- 滞在時間を延ばすコンテンツを作成する(最後まで見てもらう)
- コメントやDMへの返信を積極的に行う
- ストーリーズを活用してフォロワーと積極的に交流する
- ハイライト機能を使ってプロフィールに来た人を案内する
- 投稿のエンゲージメントを高めるための工夫をする
まずは直近7本のホーム率を同じ式で出し、高い投稿と低い投稿のテーマ・形式・投稿時間を見比べてください。違いが1つ見つかれば、次の投稿で試すことが決まります。
自社アカウントの数字の読み方や、フォロワーとのやり取りの進め方で迷ったときは、株式会社ハッシュタグでもご相談を受け付けています。
参考にした情報(2026年10月18日に確認。公式=Instagram・Metaの運営元の情報、報道=ニュースサイトの記事、解説記事=SNS運用の会社などの記事、企業の実例=公式アカウントの表示)
- Instagram公式ブログ「ランキングの仕組み」(2023年5月、フィード・ストーリーズ・発見の並び順)(公式)
- Instagramヘルプ「Instagramインサイトについて」(閲覧数の定義・フォロワー100人以上でアクティブな時間帯)(公式)
- Meta ニュースルーム(2022年3月、フィードの「フォロー中」「お気に入り」)(公式)
- Instagram クリエイター向けブログ(2025年1月21日、オリジナルを一定のペースで)(公式)
- Meta透明性センター「問題のあるコンテンツの配信の抑制」(2025年4月更新)(公式)
- Social Samosa(2025年1月23日、モセリ氏が挙げた3つの数字)(報道)
- RouteNote(2024年12月、モセリ氏の投稿頻度についての発言)(報道)
- Social Media Today(2025年、ハイライトをプロフィールの専用タブへ)(報道)
- コムニコ(2026年9月、投稿のインサイトの閲覧数の内訳)(解説記事)
- pamxy(2025年8月、閲覧数の見方)(解説記事)
- メンバーズ グッドコミュニケーションズ(2024年8月、コメント返信の目安と例文)(解説記事)
- S.Line(2026年10月更新、企業のストーリーズのアンケート例)(解説記事)
- TaTap(2026年9月更新、ストーリーズの質問の聞き方)(解説記事)
- GU(ジーユー) 公式Instagram(ハイライトの分け方)(企業の実例)











