Instagramの認証バッジ(青バッジ)は、そのアカウントが本物であることを示すマークです。企業が取る一番のメリットは、なりすましアカウントと見分けてもらいやすくなり、ユーザーに安心してやり取りしてもらえることです。2026年10月時点では、知名度の審査を受ける従来の認証に加えて、有料のサブスクリプションで取る方法もあります。有料のほうは2023年に「Meta Verified」の名前で始まり、2026年9月からは「Meta One」として提供されています。
この記事は2026年10月時点の情報です。
企業やブランドにとって、認証バッジを取得することは、信頼性を高め、フォロワーや顧客に安心感を与える大きなポイントになります。特にInstagramを使ってビジネスを展開しているなら、認証バッジは「本物のアカウント」の目印になります。
この記事では、Instagramの認証バッジを付けるメリット、取得するための条件や申請手順、注意点をわかりやすく解説します。
この記事はこんな人にオススメ
- Instagramアカウントの認証バッジを取得したい企業やブランドの担当者
- 自社の信頼性を向上させたいと考えているSNS担当者
- なりすましアカウント対策を強化したいと考えている企業
この記事で分かること
- 認証バッジ(青バッジ)とは何か、企業が取るメリット
- 従来の認証と、有料のサブスクリプション(Meta One、旧 Meta Verified)の違い
- 認証バッジを取得するための条件と申請手順
- 取得後に気をつけたい5つの注意点
Instagramの認証バッジとは?
Instagramの認証バッジ(青バッジ)は、アカウントが本物で公式なものであることを示すマークです。
これを取得することで、フォロワーや他のユーザーに対して「信頼できるアカウントだ」と示すことができ、特に企業や有名人にとっては重要な証です。

認証バッジを持っていると、なりすましアカウントと区別がつきやすく、ユーザーは安心してそのアカウントとやり取りをしたり、商品を購入したりすることができます。
要するに、認証バッジは「本物です」という証拠で、Instagramでの信頼性を高めるための大事なポイントです。
認証バッジの取り方は2種類ある
現在、認証バッジの取り方は大きく2つあります。1つは、知名度や公共性の審査を受ける従来の認証です。もう1つは、Meta が提供する有料のサブスクリプションです。2023年7月に日本で「Meta Verified」として始まり、2026年9月からは新しいサブスクリプション「Meta One」に含まれる形で提供されています。
Meta は2023年7月に Meta Verified を日本で始めた際、既存の無料の認証バッジは今後も維持すると説明しています。どちらで取るかによって、条件も費用も違います。
| 項目 | 従来の認証 | Meta One(有料。旧 Meta Verified) |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 月額制。クリエイター・ビジネス向けの Essential は月額2,000円から(税込) |
| 主な条件 | 本物であること・知名度や公共性があることなどを審査 | 本人確認の審査(公的機関発行の写真付き本人確認書類など)。知名度は問われない |
| バッジ以外の特典 | 特になし | なりすまし対策など(内容はプランで異なる。詳細は公式ページで) |
| 企業の申請 | 可能 | 可能(クリエイター・ビジネス向けのプラン) |
日本の個人・クリエイター向けの Meta Verified は、開始時点(2023年7月)の公式発表で、iOS・Android アプリから申し込む場合が月額2,000円、ウェブから申し込む場合が月額1,600円(いずれも税込)でした。当時は18歳以上であること、政府発行の身分証明書による本人確認などが条件で、ビジネスプロフィールは申請の対象外とされていました。
ビジネス向けの Meta Verified は2023年9月に一部の国で試験的に始まり、2024年8月に世界中のビジネスへ提供を広げると発表されました。
その後、Meta は2026年9月16日に、新しいサブスクリプション「Meta One」を日本でも始めると発表しました。クリエイター・ビジネス向けのプランは Essential が月額2,000円から(税込)で、認証バッジが含まれます(認証審査の通過が必要)。上位には Advanced・Expert・Max のプランがあります。アカウントによっては旧 Meta Verified の申し込み画面がまだ表示され、切り替えは段階的に進んでいると報じられています。申し込む前に、アプリの画面で料金と対象を確かめてください。
認証バッジを取得するメリット
信頼性の向上

認証バッジは、そのアカウントが公式であることを示すため、ユーザーに対して信頼感を与えます。

信頼されることで、問い合わせや購入へのためらいを減らせるよ!
こちらの記事もご覧ください。
特にビジネスアカウントやブランドにとって、信頼性はとても重要です。
認証バッジを持つことで、フォロワーや顧客はそのアカウントが本物であると確認でき、安心して商品を購入したりサービスを利用したりすることができます。
結果として、ブランドの信頼性が向上し、ビジネスの成長につながります。

認証バッジがついてるアカウントからなら
安心して買い物ができるよねー!
なりすましアカウントの防止
認証バッジを取得する最も大きなメリットのひとつは、なりすましアカウントの被害を最小限に防ぐことができる点です。
なりすましアカウントによる主な被害
- 誤った情報を発信し、ユーザーを混乱させる。
- 偽のセールやプレゼント企画を使って、ユーザーから個人情報やお金を不正に取得する。

企業アカウントや、影響力のあるアカウントが狙われやすいんだ。

プロフィールもユーザー名も似せていて悪質なんですよね。
認証バッジがあることで、ユーザーはそのアカウントが公式であることを確認でき、偽のアカウントやなりすましアカウントを避けることができます。
特に企業や有名人、公共の人物にとっては、なりすましによるブランドイメージの低下や詐欺のリスクを防ぐためにも、認証バッジは重要です。有料のサブスクリプション(Meta One)でも、認証バッジとあわせて、なりすまし対策が特典に含まれています。
株式会社ハッシュタグでは累計500件以上のアカウント運用を支援してきましたが、なりすまし対策はバッジだけに頼らないことをおすすめしています。プロフィールや公式サイトに「公式アカウントはこちらのみです」と書いておく、偽アカウントを見つけたら通報するといった対策を、あわせて続けることが大切です。
有料プランの特典(Meta One・旧 Meta Verified)
旧 Meta Verified(2023〜24年の案内)では、ビジネス向けのプランで、バッジに加えてサポートの利用や、検索で見つけてもらいやすくなることも特典とされていました。アカウントの乗っ取りやトラブルのときに相談先があることは、企業にとって安心材料になります。2026年9月からの Meta One で確認できている特典は、認証バッジ・WhatsApp Business の認証済みチャンネル・なりすまし対策などです。特典の内容はプランや地域によって変わるため、申し込む前に公式ページで最新の内容を確認しましょう。
認証バッジを取得するための条件

Instagramの認証バッジを取得するには、いくつかの条件を満たす必要があります。これらの条件は、Instagramがそのアカウントが本物であると確認するために設定されています。
ここでは、まず従来の認証の条件と申請手順を解説し、そのあとに有料のサブスクリプション(Meta One、旧 Meta Verified)の条件を紹介します。
必須条件と基準
本物であること
認証バッジを取得するためには、アカウントが「本物」であることが重要です。
従来の認証では、実在の個人・登録された事業者・団体を表すアカウントだけが対象です。偽のアカウントやなりすましアカウントは認証対象外で、アカウントの名前と中身が一致していることが求められます。
唯一であること
各ブランドや個人に対して1つの認証バッジが付与されます。つまり、同じブランド名や人物に対して複数の認証バッジを取得することはできません。
また、アカウント名やユーザー名が唯一である必要があり、他のアカウントと混同されないようにすることが求められます。
完全であること
アカウントが認証バッジを申請するためには、プロフィールが完全であることが必須です。Meta が2021年9月に公表した条件では、「公開アカウントであり、自己紹介文とプロフィール写真、少なくとも1件の投稿がある」ことが求められています。
申請する前に、次の4つを確かめておきましょう。
- アカウントが公開になっている
- プロフィール写真が設定されている
- 自己紹介文が入っている
- 投稿が1件以上あり、申請の時点でもアカウントを使っている(ヘルプセンターの英語版では、申請時にアクティブであることも条件に挙げられています)

もちろんアカウントは公開されていないといけないよ!
有名であること
従来の認証では、広く知られていて、よく検索される個人・ブランド・団体であることが求められます(Meta の2021年9月の発表)。
知名度は、ニュースで取り上げられているかで判断されます。公式の説明では、複数のニュースソースを確認し、そこで紹介されているアカウントを知名度があると判断するとしています。有料の記事や宣伝のための記事は、ニュースソースとして認められません。フォロワー数の基準は示されていません。
そのため、自社で出したプレスリリースや広告記事だけでは足りません。新聞・テレビ・業界メディアなど、第三者のメディアが自社を取り上げた記事が複数あるかを、申請前に確かめておきましょう。
なお、ヘルプセンターの英語版では、今の認証バッジは「本物のアカウントだと確認した」ことを示す印で、以前は知名度も求めていたと説明されています。一方で、無料の申請の条件には今も知名度が挙げられています。無料で申請するなら、知名度の審査があるものとして準備します。
アカウントが個人のブログや小規模なビジネスアカウントの場合、従来の認証でバッジを取得するのは難しいことがあります。一般的に、一定の公共性や影響力を持つアカウントが対象となります。知名度の条件を満たしにくい場合は、後で紹介する有料の Meta One も選択肢になります。
申請手順
スマートフォンのアプリから、従来の認証を申請する流れをご説明します。まず前提として、認証バッジを申請するには、アカウントがビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントである必要があります。
なお、メニューの名前や場所はアプリの更新で変わることがあります。以下の画面は2025年5月時点のものです。

個人アカウントでは申請できないので、設定から変えておいてね!



必要な情報を入力します。入力する内容は次の3つです。
- 本人確認: 氏名(フルネーム)と、書類の種類・画像。企業は、納税申告書、最近の公共料金の請求書、会社の定款などから選びます(個人は運転免許証やパスポートなど)。書類は画像で出すので、撮影するか写真から選びます
- 知名度: カテゴリ。オーディエンスの補足や別名は任意です
- リンク(任意): アカウントを取り上げたニュース記事などを最大5件。種類はソーシャルメディア・ニュース記事・その他から選びます。広告記事や自社が出した記事は数えられないため、第三者のメディアの記事を選びます
書類の名前は記事によって表記が違うため、アプリの表示で確かめてから用意しましょう。なお、Meta Business Suite のビジネス認証は別の手続きで、こちらを済ませても認証バッジは付きません。

最後に「送信」をタップすると申請が完了します。
30日以内に審査が完了し、アクティビティに通知が届きます。認められなかった場合も、30日たてば再申請できます。
有料プラン(Meta One)の条件
旧 Meta Verified のビジネス向けプランでは、公式発表(2023年9月、2024年8月更新)で次のような条件が示されていました。
- アカウントに一定の運用期間と活動の実績があること
- 2段階認証を設定していること
- 電話番号・メールアドレス・ウェブサイトのドメインなどで、事業の情報を確認できること
今の Meta One(2026年9月から)では、認証バッジは Essential 以上のプランに含まれます。認証には、有効期限内の公的機関発行の写真付き本人確認書類で、認証するアカウントと似た名前が載っているものが必要です。地域によってはまだ提供されていない場合もあります。
旧 Meta Verified も今の Meta One も、知名度の審査ではなく「本物かどうか」を確認する仕組みです。そのため、従来の認証より条件を満たしやすい一方で、月額の費用がかかります(Essential は月額2,000円から・税込)。申し込む前に、アプリの画面で料金と対象を確かめてから判断しましょう。
Instagramの認証バッジについての注意点

Instagramの認証バッジ(青バッジ)は信頼性を高めるための有効な手段ですが、使用に際していくつかの重要な注意点があります。以下に、認証バッジを取得後に留意すべきポイントを5つまとめました。
取得後はユーザーネームの変更ができない
認証バッジを取得した後にユーザーネーム(@)を変えると、バッジが取り消されることがあります。
そのため、認証を受ける前にアカウント名やユーザーネームを決めておきましょう。扱いは変わることがあるため、変更が必要になったときはアプリ内の案内を確認してください。
認証が却下された場合は30日間申請できない
従来の認証の申請が却下されると、却下から30日は再申請できません。
その間に、第三者のメディアに取り上げてもらった記事を増やすなど、知名度を示す材料を整えておきましょう。
規約違反で公式マークを取り消される可能性がある
Instagramの利用規約やコミュニティガイドラインに違反した場合、認証バッジは取り消される可能性があります。
例えば、なりすまし行為や虚偽の情報を発信するなど、不正行為が発覚した場合、バッジを失うリスクがあるため、常に規約に従った運用が求められます。
乗っ取り防止のために2段階認証をする
認証バッジを取得した後は、アカウントのセキュリティを強化するために、2段階認証を設定することが推奨されます。2段階認証を行うことで、アカウント乗っ取りのリスクを最小限に抑え、認証バッジを守ることができます。旧 Meta Verified のビジネス向けプランでは、2段階認証の設定が申し込みの条件でした。どちらの取り方でも、設定しておきましょう。
投稿が優先表示されるようになるわけではない
認証バッジを取得したからといって、必ずしも投稿がフォロワーのフィードで優先的に表示されるわけではありません。投稿がどれだけ表示されるかは、投稿への反応やユーザーの関心などによって決まります。
こちらの記事をご覧ください。
インスタグラムのアルゴリズムを初心者向けに解説【2026年版】インスタのアルゴリズムは、見る人ごとにどの投稿をどの順で見せるかを決める仕組みです。フィード・ストーリーズ・発見・リール…バッジは信頼性を示すものであり、投稿のリーチや表示頻度を保証するものではないため、引き続き反応を得られる投稿を意識した運用が必要です。
よくある質問
- インスタの認証バッジ(青バッジ)を取るメリットは何ですか?
-
一番のメリットは、本物のアカウントだと示せることで、なりすましアカウントと見分けてもらいやすくなる点です。ユーザーが安心して問い合わせや購入をしやすくなり、ブランドの信頼につながります。有料のサブスクリプション(Meta One、旧 Meta Verified)では、なりすまし対策などの特典もあります。
- 企業のアカウントでも認証バッジは取れますか?
-
取れます。従来の認証は、知名度や公共性などの審査を通れば企業アカウントにも付与されます。有料の Meta One でも、クリエイター・ビジネス向けの Essential(月額2,000円から・税込)に認証バッジが含まれます(認証審査の通過が必要)。
- 認証バッジはお金を払えば取れますか?
-
有料のサブスクリプションで取得できます。2026年9月からは「Meta One」として提供され、クリエイター・ビジネス向けの Essential は月額2,000円から(税込)で、認証バッジが含まれます(認証審査の通過が必要)。前身の Meta Verified は、2023年7月の開始時点で個人・クリエイター向けがアプリから月額2,000円、ウェブから月額1,600円(税込)でした。
- 認証バッジを取ると、投稿は伸びやすくなりますか?
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バッジがあるだけで投稿が優先表示されるわけではありません。投稿がどれだけ届くかは、投稿への反応やユーザーの関心などで決まります。バッジは信頼の目印と考え、投稿の内容づくりは引き続き必要です。
まとめ
今回は、Instagramの認証バッジを付けるメリット、取得するための条件や申請手順をわかりやすく解説しました。
認証バッジを取得することで、フォロワーや顧客に対して信頼性を示し、ブランドの価値を強化することができます。また、なりすましアカウントから守るための防御手段にもなります。
取り方は、知名度の審査を受ける従来の認証と、有料の Meta One(旧 Meta Verified)の2種類です。自社の知名度や、なりすまし被害の心配の大きさ、かけられる費用をふまえて選びましょう。料金や対象は変わることがあるため、申し込む前に Meta の公式ページで最新の情報を確認してください。
Instagramの認証バッジは、企業ブランディングの一環として、信頼されるアカウント作りに役立つ要素です。自社アカウントの信頼づくりや運用の進め方で迷ったときは、株式会社ハッシュタグでもご相談を受け付けています。
参考にした情報(2026年10月17日に確認。公式=Instagram・Meta の発表、報道・解説記事=第三者の情報)
- Meta公式ニュース(2023年7月、Meta Verified の日本での提供開始)(公式)
- Meta公式ニュース(2023年9月、ビジネス向け Meta Verified)(公式)
- Meta Verified 公式ページ(最新の料金・対象)(公式)
- Meta公式ニュース(2026年9月、Meta One の提供開始)(公式)
- Meta ヘルプ(Meta One の認証バッジに必要な本人確認書類)(公式)
- Meta公式ニュース(2021年9月、認証バッジの申請の条件と知名度の判断)(公式)
- Business Insider Japan(2026年9月、Meta One の開始と Meta Verified からの切り替え)(報道)
- ホットリンク(2025年1月更新、認証のリクエストの入力項目)(解説記事)






